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ボローニャ大学・同附属病院と筑波大学附属病院がパートナーシップ構想・維持のためのLOI締結(EXPO2025にて)
筑波大学附属病院は、ボローニャ大学(UNIBO)、同附属病院(IRCCS AOU Bologna)と、エミリア=ロマーニャ州(イタリア)デ・パスカーレ知事の立ち会いの下、パートナーシップ構築に向けた協力意向書(LOI)を締結しました。
今回の合意では、精密医療、バイオバンク連携、データ利活用・データ連携のほか、筑波大学が進めるCampus in Campusプログラムなどを含む研究・教育・人材交流まで、幅広い分野で協力を進めることが確認されました。
調印にあわせて開催されたセッションでは、筑波大学の西山教授・櫻井教授(C-AIR)・佐藤教授(PMC)、ボローニャ大学のトンデリ副学長、セリ教授、トマッソ博士(コンピューテーショナル・ゲノミクス・ユニット長)、アントニオ博士(血液学・白血病GL)、ジョルジオ教授(臨床薬理学)が講演し、ボローニャ大学側招待者を交えて、精密医療やデータ利活用、人材育成、国際連携などについて幅広い意見交換が行われました。
特に、ボローニャ大学を中心にエミリア=ロマーニャ州が進める「Clust-ER Health」の活動やコンセプトは、つくばデジタルバイオ国際拠点が目指す「先制医療・未病社会のための研究開発」「産官学共創システム構築」「国際拠点化」「人材育成」の方向性と高い親和性を持っており、今後の連携拡大と相乗効果が期待されます。